基調講演 1
Digital Transformation in Higher Education: From Learning to Planning to Doing
- Susan Grajek 氏
-
Susan Grajek is EDUCAUSE’s Vice President for Partnerships, Communities, and Research. She is responsible for EDUCAUSE research and benchmarking programs, communities of practice, and the IT Issues Panel, which releases the Top 10 IT Issues annually. She also coordinates EDUCAUSE partnership activities. She is currently spearheading EDUCAUSE’s digital transformation initiative.
Before joining EDUCAUSE, she spent over 25 years at Yale University in a variety of IT management and leadership positions. Grajek, who has a Ph.D. in research psychology from Yale, held a faculty appointment in the Yale University School of Medicine’s Department of Epidemiology and Public Health.
基調講演 2
セキュリティ人材育成と大学間連携
- 曽根 秀昭 氏
- 東北大学情報シナジー機構 特任教授
情報システムやネットワークが生活や社会活動の基盤となったため事故や攻撃に備える情報セキュリティが重要になっている。その対策に関わる者には、通信・情報技術の知識に加え、実際のシステムの作りや振舞いについて実践的な知識や経験、法律、経営、政策に関する知識も必要となってくる。こうしたことから実践的セキュリティ人材育成が大きな社会課題となっている。一方で、前述のようにセキュリティ人材には、多岐に渡る経験と知識が必要となってくる。このような人材育成を実施するためには、複数の大学が連携し今日行くプログラムを実施していくことが一つの解決策であると考えられる。
我々は、2012年度から文部科学省に採択された実践的情報教育協働ネットワーク(enPiT)のセキュリティ分野として、五つの大学院が連携して SecCap コースを、2016年度から学部生対象のBasicSecCapコース、2017年度から社会人のリカレント教育としてのProSecコースを実施し多くの人材育成を進めてきた。
本講演では、これらの概要を紹介すると共に大学連携による教育プログラムを実施する利点と課題について議論する。