大学ICT推進協議会 2021年度 年次大会

  • 2021年12月15日(水)~17日(金)
  • 幕張メッセ(ハイブリッド開催)

全体会 2021

全体会

日時:2021年12月16日(木)10:40 ~ 12:50

1.会長挨拶 10:40~ 深澤 良彰(大学ICT 推進協議会会長/ 早稲田大学教授)
2.来賓挨拶 10:45~ 文科省来賓者
3.大学ICT推進協議会の概要紹介 10:50~ 美濃 導彦(大学ICT 推進協議会副会長/ 理化学研究所)
4.基調講演1 11:00~ 講演者:EDUCAUSE Susan Grajek 先生(副会長)
演題:Digital Transformation in Higher Education: From Learning to Planning to Doing
休憩 11:30~  
5.2020 年度年次大会論文賞等の表彰 11:45~  
6.基調講演2 12:05~ 講演者:曽根 秀昭 氏(東北大学情報シナジー機構 特任教授)
演題:セキュリティ人材の育成と大学間の連携
7.AXIES論文誌発行のご案内 12:45~ 上田 哲史(大学ICT 推進協議会論文誌編集会委員長/ 徳島大学教授)
8.2022年度年次大会のご案内 12:50~ 東北大学実行委員長

基調講演 1

Digital Transformation in Higher Education: From Learning to Planning to Doing

Susan Grajek 氏

Susan Grajek is EDUCAUSE’s Vice President for Partnerships, Communities, and Research. She is responsible for EDUCAUSE research and benchmarking programs, communities of practice, and the IT Issues Panel, which releases the Top 10 IT Issues annually. She also coordinates EDUCAUSE partnership activities. She is currently spearheading EDUCAUSE’s digital transformation initiative.

Before joining EDUCAUSE, she spent over 25 years at Yale University in a variety of IT management and leadership positions. Grajek, who has a Ph.D. in research psychology from Yale, held a faculty appointment in the Yale University School of Medicine’s Department of Epidemiology and Public Health.

 

基調講演 2

セキュリティ人材育成と大学間連携

曽根 秀昭 氏
東北大学情報シナジー機構 特任教授

情報システムやネットワークが生活や社会活動の基盤となったため事故や攻撃に備える情報セキュリティが重要になっている。その対策に関わる者には、通信・情報技術の知識に加え、実際のシステムの作りや振舞いについて実践的な知識や経験、法律、経営、政策に関する知識も必要となってくる。こうしたことから実践的セキュリティ人材育成が大きな社会課題となっている。一方で、前述のようにセキュリティ人材には、多岐に渡る経験と知識が必要となってくる。このような人材育成を実施するためには、複数の大学が連携し今日行くプログラムを実施していくことが一つの解決策であると考えられる。

我々は、2012年度から文部科学省に採択された実践的情報教育協働ネットワーク(enPiT)のセキュリティ分野として、五つの大学院が連携して SecCap コースを、2016年度から学部生対象のBasicSecCapコース、2017年度から社会人のリカレント教育としてのProSecコースを実施し多くの人材育成を進めてきた。

本講演では、これらの概要を紹介すると共に大学連携による教育プログラムを実施する利点と課題について議論する。

 

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