イベント
2019年度 研究会「改正著作権法第35条 活用ガイドライン構築に向けて」
その他
学術・教育コンテンツ共有流通部会より研究会のお知らせです。
著作権法第35条の改正により著作権の制限として、授業目的公衆送信の範囲が拡張されるとともに補償金が導入されました。現在は、その施行に向けて、指定管理団体SARTRASが設立され、補償金制度構築の準備が行われています。
また、著作権権利者の団体と教育機関の団体間で意見を交換し、共通認識を確認しながらガイドラインを作成する作業が、「著作物の教育利用に関する関係者フォーラム」として精力的に行われています。2020年1月20日に、その過程の一部が「改正著作権法第35条運用指針策定に関する論点整理」として同フォーラムより公開され、意見の募集も行われています。
授業時間外の学修が大きな役割をもち、多様な資料を活用して専門性の高い授業を行う大学教育では、対面授業資料の一斉メールやLMSでの配信・授業録画アーカイブなど、他者著作物の授業での活用が教育改善に大きく寄与すると期待されます。
この機会に、AXIES-csdでは著作物の教育利用に関する関係者フォーラムで共同座長を務めておられる千葉大学、竹内比呂也先生をお招きして、改正著作権法第35条の活用ガイドライン構築についての研究会を開催します。
改正法の意義を振り返り、今回の論点整理で示されている内容を踏まえた上で、教育現場で必要な活用ガイドラインについて議論する場としたいと考えています。
京都大学へのアクセス
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/
吉田南構内マップ 93番
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html#03
主催 | AXIES-csd部会 |
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共催 | AXIES-cio部会、京都大学情報環境機構 |
プログラム
挨拶 | 喜多 一(AXIES 理事/京都大学 情報環境機構長) |
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趣旨説明 | 隅谷孝洋(AXIES-csd 著作権TF/広島大学) |
基調講演 |
「著作物の教育目的利用環境改善の意義と教育機関に求められる対応」 竹内比呂也(著作物の教育利用に関する関係者フォーラム共同座長(国立大学協会推薦委員) /千葉大学 副学長、(学修支援),附属図書館長, アカデミック・リンク・センター長,人文科学研究院教授) |
ディスカッション | 「著作権法第35条活用ガイドライン構築に向けて」 |
参加費 | 無料 |
参加希望の方は以下からお申し込みください: