大学ICT推進協議会 2023年度 年次大会

  • 2023年12月13日(水)~15日(金)
  • 名古屋国際会議場

企画セッション2023

13AM1A 生成系AIを教育に活かすには

教育技術開発部会(提案責任者:上田 浩(法政大学))

日時: 2023/12/13 9:30~11:00

会場: A会場

オーガナイザ

上田 浩(法政大学)

講師・パネリスト・司会者等

講師・パネリスト:
 卯木 輝彦(関西外国語大学)
 倉光 君郎(日本女子大学)
 讃井 康智(ライフイズテック株式会社)

セッション概要

 生成系AIは社会に大きなイノベーションをもたらし、高等教育もその例外ではない。本セッションでは、生成系AIの教育利用に関する先進的な事例を紹介し、それらに基づく議論を行う。

  1. 外国語教育における利用
  2. プログラミング教育における利用
  3. 企業による教育における利用

13AM1B 大学アーキテクチャの参照モデルとDX

クラウド部会(提案責任者:渡邉 英伸(広島大学))

日時: 2023/12/13 9:30~11:00

会場: B会場

オーガナイザ

梶田 将司(京都大学)
渡邉 英伸(広島大学)

講師・パネリスト・司会者等

パネリスト:
 Dana Miller(The University of Texas at Arlington, U.S.A.)
 Jeff Kennedy(The University of Auckland, New Zealand)
 Nigel Foxwell(James Cook University, Australia)

モデレータ:
 梶田 将司(京都大学)

セッション概要

 クラウド活用の拡大やxOpsの採用により、ITサービスの提供ならびにITインフラの運用管理が大きく変わろうとしている。本セッションでは、アーキテクトが集う EDUCAUSE ITANA を通じて世界の大学で活用が進む大学アーキテクチャの参照モデルを紹介し、大学DXへの活用方法について海外の事例をベースに議論する。

13AM1F 大学の事務用業務システムの現状

国立大学法人等情報化連絡協議会(提案責任者:藤本 一之(東北大学情報部デジタル変革推進課長))

日時: 2023/12/13 9:30~11:00

会場: F会場

オーガナイザ

 藤本 一之(東北大学情報部デジタル変革推進課長/国立大学法人等情報化連絡協議会会長)

講師・パネリスト・司会者等

講師・パネリスト:
 島田 裕士(奈良先端科学技術大学院大学 管理部人事課人事企画係長)
 西原 忠史(茨城大学 研究・社会連携部学術情報課情報グループ 技術主査)
 川上 翔(東北大学 情報部デジタル変革推進課業務推進係長)
 小野崎 伸久(東北大学 情報部デジタル変革推進課共通基盤係長)
 安西 従道(東北大学 情報部デジタル変革推進課 技術専門職員)

セッション概要

 国立大学法人等情報化連絡協議会が開催する事務用業務システム改善についての情報化発表会(事例発表会)での優秀な事例発表について,本企画セッションでも発表を行います。また,上記発表会での傾向等についても報告します。

13AM2B 今後のAI開発・活用におけるハイブリッドクラウドプラットフォームのあり方について

クラウド部会(提案責任者:渡邉 英伸(広島大学))

日時: 2023/12/13 11:15~12:45

会場: B会場

オーガナイザ

脇 昌弘(ネットアップ合同会社)
渡邉 英伸(広島大学)

講師・パネリスト・司会者等

講師:
 中田 寿穂(日本マイクロソフト株式会社)
 廣岡 信行(エヌビディア合同会社)
 神原 豊彦(ネットアップ合同会社)
 佐々木 啓(アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)

司会:
 脇 昌弘(ネットアップ合同会社)

セッション概要

 大学や研究機関でのAIの活用が拡大する中、効果的なAIの活用を目指すICT基盤サービスを提供するためには、エッジ、コア、クラウドを統合するAIデータパイプラインの管理が重要です。本セッションでは、外部の専門家の洞察と共有により、最新のクラウドAIサービスと統合したAIデータパイプラインの構築方法を学ぶことで、各大学が自身のICT環境を最適化し、より効果的なAI利用を可能にする具体的な方法と戦略の探求の機会を提供します。

13AM2E AXIES正会員向け特典の活用と期待

ソフトウェアライセンス部会(提案責任者:丹羽 量久(長崎大学))

日時: 2023/12/13 11:15~12:45

会場: E会場

オーガナイザ

丹羽 量久(長崎大学)

講師・パネリスト・司会者等

司会:
 丹羽 量久(長崎大学)

講師:
 馬場 祐介(トレンドマイクロ株式会社)
 中田 寿穂(日本マイクロソフト株式会社)
 龍村 洋一(Dropbox Japan株式会社)

セッション概要

 ソフトウェアライセンス部会主催の企画セッションでは,AXIES正会員特典を取り上げて,ご提供いただいている各社から,各サービスの利用状況およびそれらのDXへの活用等の種々の観点から,参考となるような例を選んでそれらの詳細をご説明いただきます。さらに,各社が新しくリリースしたサービスの機能やその魅力をご紹介いただく時間も設けます。将来,正会員向け特典の候補の一つになり得るか,のようなAXIESの会員向けサービス向上に繋がるコメントをたくさん期待しますので,是非ともご参加ください。

13AM2F オープンソースソフトウェアの効果的な利活用に向けた新たな挑戦

オープンソース技術部会(提案責任者:畠山 久(東京工業大学))

日時: 2023/12/13 11:15~12:45

会場: F会場

オーガナイザ

梶田 将司(京都大学)

講師・パネリスト・司会者等

Patrick Masson(Apereo Foundation)

セッション概要

 世界的には民間企業でのオープンソースの活用が進み,オープンソースを取り巻く環境が大きく変わりつつある一方で,大学での動きは極めて鈍い状況にある.本セッションでは,Apereo Foundation Executive Director を務める Patrick Masson を招き,高等教育機関を取り巻くオープンソースに関わる事項の最新動向や Apereo Boardでの戦略的な将来構想の議論を通じて,高等教育テクノロジの未来を形作る議論をパネル討論として行う.

13PM1A One Year After the Stunning Debut of ChatGPT: The Future of AI Utilization in Higher Education

CIO部会(提案責任者:青木 孝文(東北大学))

日時: 2023/12/13 14:15~15:45

会場: A会場

オーガナイザ

青木 孝文(東北大学)

講師・パネリスト・司会者等

Susan Grajek(EDUCAUSE Vice President for Partnerships, Communities, and Research)

セッション概要

 ChatGPTは、未来教育の革新的なツールですが、その使い方には倫理的な配慮やガイドラインが必要です。ChatGPTを使って学習者に合わせた教材やフィードバック、創造的なコンテンツを提供することも可能になります。このテーマに関して、EDUCAUSE Susan Grajek会長にご講演をいただき、大学ICT関係者との質疑応答を通して、課題と期待について議論をします。

13PM1B 生成AIを活用した教材開発 – 個別最適化教材とOER 

学術・教育コンテンツ共有流通部会(提案責任者:隅谷 孝洋(広島大学))

日時: 2023/12/13 14:15~15:45

会場: B会場

オーガナイザ

隅谷 孝洋(広島大学)

講師・パネリスト・司会者等

司会:
 隅谷 孝洋(広島大学)

講師:
 武田 俊之(関西学院大学)

パネリスト:
 天野 由貴(帝京大学)
 重田 勝介(北海道大学)
 武田 俊之(関西学院大学)
 中野 淳(日経BP)

セッション概要

 生成AIを活用すると、個別最適化された教材を素早く大量に作成できるようになるだろう。このことは、教材開発さらにはOERの開発に対して大きなインパクトを与える。さらに、従来の一律の教材を使用した教育から、個々の学習者に対応した教育へとシフトすることが可能になり、教育の質を大幅に向上させる可能性がある。一方、教材の質や教師の役割、教員や学生の依存などの問題点も想定される。このセッションでは、生成AIの教育利用について、教材生成さらにOERの開発・公開の観点から、関西学院大学武田俊之先生に講演をいただき、さらにパネルディスカッションで議論を深める。

13PM2A EDUCAUSE 2023 年次大会参加報告 

国際連携室(提案責任者:山田 恒夫(放送大学))

日時: 2023/12/13 16:00~17:30

会場: A会場

オーガナイザ

梶田 将司(京都大学)

講師・パネリスト・司会者等

講師:
 梶田 将司(京都大学)
 John Augeri(パリデジタル大学)
 AXIES 派遣団

セッション概要

 国際連携室では,EDUCAUSE カンファレンスにおいて,AXIES レセプションやセミナーを開催し,日本からの参加者に対して EDUCAUSE 首脳陣との意見交換や他国の EDUCAUSE ライクな組織との交流を行ってきた.昨年度から開始したEDUCAUSEカンファレンス派遣事業では,ポストコロナ時代を見据えた国際的センスのある後継者を育成しつつ,EDUCAUSE カンファレンスを通じた知見の共有や大学ICT活用推進機関との連携を強めることにより,AXIES の人的ネットワークのグローバル化を推進することを目的としている.
 今年の EDUCAUSE カンファレンスは米国シカゴにて10月9日〜12日の4日間開催される.新型コロナ感染症対策に伴う様々な制限が解除された初めてのカンファレンスとなるとともに,高等教育への影響が懸念されている大規模言語モデルによるAIサービスが出現して初めてのカンファレンスとなることから、内容・参加者とも過去にない充実したものになると想定される.
 本セッションでは,シカゴで開催された EDUCAUSE 2023 の報告を中心に,昨年度から開始した本事業の2年目の取り組み状況について報告する.

13PM2C ITベンチマーキング調査事業中間報告

ITベンチマーキング部会(提案責任者:岡田 義広(九州大学)))

日時: 2023/12/13 16:00~17:30

会場: C会場

オーガナイザ

岡田 義広(九州大学)
森村 吉貴(京都大学)

講師・パネリスト・司会者等

詳細は以下のページをご覧ください。
https://contsrv.icer.kyushu-u.ac.jp/web/AXIES/axies2023/sig-itb/

セッション概要

 AXIESのITベンチマーキング部会は、各大学がICT戦略を進めるための重要な指針となるデータを提供することを目的としています。また、EDUCAUSE Core Data Service(CDS)を参考に日本版CDSを実施したいと考えています。これまでの当企画セッションで議論した内容を反映した今年度の調査事業の進捗について報告いたします。

14PM1C セキュリティはどこに行くのか?生成系AI・ゼロトラスト時代のセキュリティと関連技術の最新動向

高品質・セキュリティICT部会(提案責任者:村瀬 勉(名古屋大学))

日時: 2023/12/14 13:30~15:00

会場: C会場

オーガナイザ

小畑 博靖(広島市立大学/高品質・セキュリティICT部会主査)

講師・パネリスト・司会者等

司会:
 小畑 博靖(広島市立大学)

講演者:
 矢野 由紀子(日本電気株式会社 サイバーセキュリティ戦略統括部/アドバンストネットワーク研究所/セキュアシステムプラットフォーム研究所)
 海野 由紀(富士通(株)富士通研究所 AIトラスト研究センター リサーチディレクター)

セッション概要

 生成系AIの利用が盛んになり、その利用方法について議論が沸き起こっている。教育現場における使い方については、試験→レポートなどの教務関連はもとより、情報漏洩を含むセキュリティの問題が指摘されている。また、セキュアなITシステム利用に関して、ゼロトラストが提唱されてから久しいが、その導入も徐々に進んできている。本講演では、セキュリティに関して、システム開発・構築の最前線で活躍されている企業の講演者が、基本的なところから最新の動向まで、語る。

14PM1D 多様なサービスの活用に向けたID連携におけるID管理に求められるもの

認証基盤部会(提案責任者:清水 さや子(国立情報学研究所))

日時: 2023/12/14 13:30~15:00

会場: D会場

オーガナイザ

中村 素典(京都大学)

講師・パネリスト・司会者等

司会:
 中村誠(東京大学)

講演・パネリスト:
 中村素典(京都大学)
 森村吉貴(京都大学)
 清水さや子(国立情報学研究所)
 山田達司(株式会社NTTデータグループ技術革新統括本部)
 佐藤周行(東京大学) 

セッション概要

 本人確認と認証機能強化に向けて、IAL2(Identity Assurance Level)への対応が求められつつある。大学などの教育研究機関では、教職員や学生だけでなく様々な身分の人が様々な期間在籍しているため、ID管理が非常に複雑である。本セッションでは、大学や研究機関等のID管理の現状に加えて、企業におけるID管理の現状も紹介し、これからの本人確認と認証機能強化に向けたディスカッションを行う。

14PM1E 高等教育機関におけるICT利活用の現状と展望 〜令和5年度調査の結果から〜

ICT利活用調査部会(提案責任者:重田 勝介(北海道大学))

日時: 2023/12/14 13:30~15:00

会場: E会場

オーガナイザ

重田 勝介(北海道大学)

講師・パネリスト・司会者等

重田 勝介(北海道大学)
酒井 博之(京都大学)
辻 靖彦(放送大学)
稲葉 利江子(津田塾大学)
平岡 斉士(放送大学)
伏木田 稚子(東京都立大学)

セッション概要

 本セッションでは、令和5年度に全国の高等教育機関を対象に実施している、ICTの利活用状況に関する質問紙調査の結果について報告する。本調査は、本邦の大学、短期大学、高等専門学校におけるICT利活用教育の現状を明らかにするとともに、より一層の普及を促すために必要な方策の提言を目指している。具体的には、各機関におけるICT利活用教育についての組織戦略、実施状況、利点・欠点、支援体制、オンライン授業の実施状況などについて調査している。回答データの集計、過去の調査結果との比較、高等教育機関の形態や規模による違いの分析などから、昨今のICT利活用教育の実態を包括的に示す。そして、今後さらにICT利活用教育を推進していく上で配慮が必要な課題についても、多角的に議論する。

15AM1C ORCIDの現状と将来

ORCID部会(提案責任者:森 雅生(東京工業大学))

日時: 2023/12/15 9:30~11:00

会場: C会場

オーガナイザ

森 雅生(東京工業大学)

講師・パネリスト・司会者等

田辺 浩介(物質・材料研究機構)
宮入 暢子(Scholarly Communications Consultant)
森 雅生(東京工業大学)

セッション概要

調整中

15AM1E RDM推進のための学内体制を考える:ポリシー策定・DMP作成・研究データ公開・グリーンOA等に関わる学術支援

研究データマネジメント部会(提案責任者:松原 茂樹(名古屋大学))

日時: 2023/12/15 9:30~11:00

会場: E会場

オーガナイザ

松原 茂樹(名古屋大学)
船守 美穂(国立情報学研究所)
元木 正和(東北大学)
金子 康樹(慶應義塾大学)
甲斐 尚人(大阪大学)

講師・パネリスト・司会者等

講師:
 浦田 穣司(同志社大学)
 岩井 雅史(信州大学)
 藤本 一之(東北大学)
 平木 俊幸(国立情報学研究所)
 甲斐 尚人(大阪大学)

司会:
 松原 茂樹(名古屋大学)

セッション概要

 研究活動における研究データの役割が高まっており、研究データガバナンスを確立することが大学の重要な課題となりつつある。そのために、RDM推進のための全学的体制を整えることが求められる。本企画セッションでは、大学における研究データガバナンスに関わる、先進的な事例や取り組みを共有し、その在り方について検討することを目的とする。具体的には、データポリシー、DMP(データマネジメント計画)、データリポジトリ、グリーンOAをテーマに講演を展開する。

15AM2A 賛助会員がAXIESに期待するもの ~会長と語ろう!~

AXIES会長企画セッション(提案責任者:青木 孝文(東北大学))

日時: 2023/12/15 11:15~12:45

会場: A会場

オーガナイザ

青木 孝文(東北大学)

セッション概要

 賛助会員がAXIESに期待するものやAXIESが賛助会員に期待するものについて、AXIES会長と賛助会員との情報交換を行う。

15AM2B 多要素認証を「使ってもらう」ためのユーザーコミュニケーションとは  〜情報セキュリティとユーザー意識のバランスを考える〜

ユーザーコミュニケーション部会(提案責任者:森村 吉貴(京都大学))

日時: 2023/12/15 11:15~12:45

会場: B会場

オーガナイザ

森村 吉貴(京都大学)
近堂 徹(広島大学)
尾崎 拓郎(大阪教育大学)
森本 尚之(三重大学)

セッション概要

 各大学が提供する情報サービスに多要素認証技術の導入が進みつつあるが、一般的に多要素認証はパスワードのみの認証と比べユーザーが行うべき操作・設定が増えるため、スムーズな導入のためには利用者への事前案内や問題発生時のヘルプデスク体制の整備が重要となる。本セッションはそのような多要素認証のためのユーザーコミュニケーションに焦点をあて、様々な立場の機関の担当者によるパネルディスカッションを行い、新規導入を検討中の機関や導入規模の拡大を検討中の機関に資する情報を提供する。
 また、多要素認証に限らず情報セキュリティ的に重要な技術を導入する際にユーザーの理解度や受容度が大きな課題となることは多く、そのような場合にはやはりユーザーコミュニケーションが重要な鍵となる。本セッションにおける議論が、そのようなセキュリティとユーザー意識のバランス関する理解の深化に繋がれば幸いである。

15AM2C LearningAnalyticsにおけるオープンソースソフトウェアの活用

オープンソース技術部会(提案責任者:畠山 久(東京工業大学))

日時: 2023/12/15 11:15~12:45

会場: C会場

オーガナイザ

大西 淑雅(九州工業大学)
梶田 将司(京都大学)
喜多 敏博(熊本大学)
柴山 悦哉(東京大学)
常盤 祐司(Fun@Learn)
中野 裕司(熊本大学)
新村 正明(信州大学)
宮崎 誠(帝京大学)
山口 真之介(九工大)

講師・パネリスト・司会者等

講師:
 島田 敬士(九州大学)
 大石 哲也(九州工業大学)
 加藤 藍子(パナソニックインフォメーションシステムズ株式会社)
 首藤 完治(レゾナント・ソリューションズ株式会社)

セッション概要

 ICTは高等教育において欠かせない技術となり、特にコロナ禍以降はオンライン学習の支援環境が一般化しています。学習者に関する様々なデータを測定・収集・分析・報告する環境が整備されたことにより、学習を理解し最適化するラーニングアナリティクス(Learning Analytics, LA)は教育の重要な要素となりつつあります。そこで本セッションでは、LAにおけるオープンソースソフトウェア(OSS)の活用に焦点を当てます。現在LAで利用されている、あるいは開発が進められているOSSの事例を話題提供いただき、現場での実践的な活用に向けたOSSの役割と可能性についてパネルディスカッションを行います。

15AM2D 教育機関と著作権:共通目的事業による普及と啓発

情報教育部会(提案責任者:和田 智仁(鹿屋体育大学))

日時: 2023/12/15 11:15~12:45

会場: D会場

オーガナイザ

和田 智仁(鹿屋体育大学)

講師・パネリスト・司会者等

パネリスト:
 天野 由貴(帝京大学)
 布施 泉(北海道大学)
 竹内 比呂也(千葉大学)

ファシリテータ:
 喜多 一(京都大学)

セッション概要

 改正著作権法では収受した授業目的公衆送信補償金の一定割合を「著作権及び著作隣接権の保護に関する事業並びに著作物の創作の振興及び普及に資する事業」(共通目的事業)に支出しなければならないとしている。事業が開始された2022年から現在まで計79事業が採択され、6.2億円の助成が行われている。教育関連の機関からこの事業に採択されているのは、現時点で大学ICT推進協議会が2件と千葉大学の1件のみとなっている。
 大学ICT推進協議会で採択されたのは『教育現場で正しく著作権法を運用するための教材開発』(2022)、『多様化する教育現場を踏まえた著作権教育教材の活用推進』(2023)、千葉大学の事業タイトルは『「教育機関のための著作権コンサルテーションセンター」設置計画』である。
 本セッションでは、これらの事業の目的や成果、今後の展望などを示すとともにパネルディスカッションを行い、今後の大学等の教育機関における著作物の取り扱いや著作権教育について考える。

15AM2E AI・クラウド時代においてICT管理者・利用者の負担低減を可能とする研究データ管理 

研究データマネジメント部会(提案責任者:松原 茂樹(名古屋大学))

日時: 2023/12/15 11:15~12:45

会場: E会場

オーガナイザ

脇 昌弘(ネットアップ合同会社)
渥美 紀寿(京都大学)
高田 良宏(金沢大学)

講師・パネリスト・司会者等

講師:
 中村 隆喜(東北大学)
 廣岡 信行(エヌビディア合同会社)
 神原 豊彦(ネットアップ合同会社)
 中田 寿穂(日本マイクロソフト株式会社)
 細見 岳生(日本電気株式会社/大阪大学)

セッション概要

 生成AIの登場により、研究データ管理においてもAIの活用が注目されている。このセッションでは、研究データ生成・活用時の課題として、(1) 「(AIを含む)研究を支えるデータパイプライン」、及び、 生成された研究データを管理する際の課題として (2)「研究データ管理を支援するAI技術」について外部専門家による講義を企画することで、今後、急拡大が見込まれる各大学のAI活用を見据えたICT基盤を検討する契機を提供できればと考えている。

15PM1C 高等教育機関における情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメント研究部会(提案責任者:永田 正樹(静岡大学))

日時: 2023/12/15 14:15~15:45

会場: C会場

オーガナイザ

情報セキュリティマネジメント研究部会委員

講師・パネリスト・司会者等

講師:
 長谷川 孝博(静岡大学)
 他調整中

セッション概要

 情報サービスを適切にマネジメントするための国際規格(ISO)としてISMS、ITSMS、BCMSなどがある。これらは企業を中心に取得事業者数は年々増加傾向にある。たとえば情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の場合、規格が要求する必須のプロセスや管理策を実装することで、その組織が必要と定める情報セキュリティ水準を保つ仕組みが確立できる。その実装と運用の細部は、業態や組織の目的を達成するためのさまざまな創意工夫で行われている。これらの運用成果を共有し、情報サービスのマジメントシステムの有効性を高めることは本研究部会の重要な目的のひとつである。
 本セッションでは、情報セキュリティにおける各機関の取り組みをアンケートで収集した結果に基づき、今後の情報サービスのマネジメントシステムの在り方についてディスカッションを行う。

15PM1E 研究データエコシステムの構築に向けた地域コンソーシアムの形成

実行委員会(共催:研究データエコシステム東海コンソーシアム)(提案責任者:松原 茂樹(名古屋大学))

日時: 2023/12/15 14:15~15:45

会場: E会場

オーガナイザ

松原 茂樹(名古屋大学)
青木 学聡(名古屋大学)
笠原 禎也(金沢大学)
高田 良宏(金沢大学)

講師・パネリスト・司会者等

講師:
 甲斐 尚人(大阪大学)
 松原 茂樹(名古屋大学)
 青木 学聡(名古屋大学)
 長井 圭治(金沢大学)
 南山 泰之(国立情報学研究所)

司会:
 松原 茂樹(名古屋大学)

セッション概要

 研究データの管理・利活用の促進を目的に、研究データエコシステムの構築に向けた取り組みが進められている。このような効率的でかつ持続的なシステムを全国に広く展開するために、大学や研究所、企業等が地域内で連携して取り組むことは有効である。本セッションでは、阪奈地域、東海地域、北陸地域を中心に、また、海外事例も交えて学術機関の連携の取り組みについて紹介し、今後の地域連携のあり方について議論する。

2023年12月11日現在

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