協議会について

2018年度(平成30年度)事業計画

2018年度通常総会に報告された2018年度(平成30年度)の事業計画です。

○ 総会(定款第27条~34条)

2018年5月17日に 東京ビッグサイトで開催する。

○ 2018年度年次大会の実施(定款第4条第1,2,3,4,6号)

  • 第8回に当たる2018年度年次大会を次のとおり開催する。 会期:2018年11月19日(月)〜21日(水) 会場:札幌コンベンションセンター(札幌市)
  • 基調講演、一般・ポスター発表、出展者セミナー、企業展示等を実施する。
  • 参加者数見込み:約1000名。
  • 2018年度大会実行委員会は、北海道大学で構成する。実行委員長は、当協議会理事会の理事である北海道大学の棟朝雅晴教授にお願いする。

○ Webおよび会誌による情報発信および新規会員勧誘の推進 (定款第4条第1,2,4,6,7号)

  • 本協議会の事業活動を報告、また新規会員勧誘を推進するため、Webサイトの運用、セミナーなどを行う。
  • Webサイトでは、本協議会の趣旨や年次大会,部会,その他の活動状況を公開し、広報活動を行う。その際、効果的な情報発信の方策を検討し、実施に必要な枠組みを構築する。
  • ICTそのものまたはICT利活用に関する話題(情報戦略立案、組織改革、セキュリティ、認証基盤、クラウド、オープンソース等)に関するセミナーを実施する。

○ 他組織との連携(定款第4条第6号)

  • 2018年度は、EDUCAUSEとの交流会を継続するほか、他の海外関連団体との連携に向けた意見交換を実施する。
  • 国内の関連団体との連携を検討し,可能な場合は意見交換を行う。
  • 本協議会と同様の活動を行う他の団体等(民間企業等を含む。)との連携を検討する。

○ 部会の活動(定款第4条各号)

  • 各部会における活動内容の活性化を図る。
  • 総会開催時に東京ビックサイトで開催される「教育ITソリューションEXPO」や年次大会におけるAXIESのブースに、部会活動の成果物を展示する。
  • 各部会の具体的な活動計画は,別紙のとおり。

○ その他(定款第4条各号)

  1. 情報化に関する調査をふまえ,情報化,情報教育,大学間連携,国際連携,高度情報通信技術人材育成等の推進に関し,意見交換を行う(CIO部会)。2018年度は、各部会の作業に基づき、緊急性の高いものについて提言、意見表明を行う(各部会)。また、緊急度の高いコンテンツについて、その制作体制を構築する。
  2. 2013年度に実施したアカデミック・クラウドに関する委託調査や2014年度に実施したMOOC等に関する委託調査事業のように, ICTを活用した国内大学の機能活性化のための各種補助金等の受託に向けて活動する。
  3. 日本の大学に適用できるITベンチマーキングの構築に向けてAXIES全体として取り組む。
  4. 経営・企画スタッフ、教員や技術・事務職員の人材育成・能力開発を行うため、理事会や年次大会開催時に合わせ、勉強会・チュートリアルを開催する。Webを用いた広報ではファカルティデベロプメント・スタッフデベロプメントに役立つ記事を企画する。
  5. 各部会では、それぞれが所轄する内容において、人材育成・能力開発の具体的ニーズを明確にし、理事会に企画の提案を行うとともに、大学間連携による合同研修の可能性を探る。

○ 将来構想検討ワーキンググループの答申の具体化作業

理事会の下に将来構想検討WGの答申の具体化を検討するためにタスクフォースを立ち上げ、答申に明記されたAXIESの改正案の具体化を検討するとともに、可能なものから、適宜、具体化する。
(別紙)

2018度の部会の活動

(CIO部会)(定款第4条第1号,第3号)

  • 年に2回(通常総会時,年次大会時)CIO部会を開催する。
  • CIO部会会議の際に,国内著名人,EDUCAUSE関係者によるCIO向け講演会を実施する。
  • 年次大会時に開催されるCIO部会会議の際に,会員大学での先端的な取り組み事例を紹介する。
  • 賛助会員の協力も得ながら,CIO向けのセミナーを企画・実施する。
  • 将来構想検討WGの答申の具体化のため,タスクフォースを立上げCIO部会の在り方の検討を行う。

主査:北野(京都大学)

(ITベンチマーキング部会)(定款第4条第1号,第6号)

  • 部会員の募集とともに、副査および運営委員の選定および委嘱
  • 既存調査事業の回答データをAXIES加盟大学から収集し、ITベンチマーキング部会で集計分析し、AXIES加盟大学間で共有できる枠組みについて実施を図る。
  • 年次大会における企画セッションの実施により、上記2項についての状況報告と議論をする。ITベンチマーキングの意義とその評価項目等についても議論する。
  • ITベンチマーキングに係わる講演会の実施により、ITベンチマーキングの意義について啓蒙するとともに、前記の2項の実施結果について報告する。

主査:岡田(九州大学)

(情報教育部会)(定款第4条第2号,第3号)

情報倫理デジタルビデオは定期的に一部のビデオクリップを追加するなどの形で継続的に改定を行っている.2016年度に第6版を刊行し,2017年度はその利用促進や今後の改訂の方向性などを検討した。2018 年度にはさらに一部のクリップを改訂して第7版を刊行する。また,2019年度に英語等多言語の字幕版を本格開発するために,2018年度内に新規クリップにおける英語翻訳を行い,時間的に可能な範囲で字幕対応を行う(英語フリップの依頼,及び字幕付与のために字幕ON/OFFのタイムライン付与等の事前準備を行う)。

主査:喜多(京都大学)

(オープンソース技術部会)(定款第4条第7号) 主査:柴山(東京大学)

  • サブグループを含む運営体制を見直し,委員を委嘱する。
  • OSS学習管理システムに関する講習会・講演会等を企画し,開催する。
  • 年次大会で部会のセッションを企画し開催する。

(学術・教育コンテンツ共有流通部会)(定款第4条第1,2,3号) 主査:山田(放送大学)

  • 部会定例会議を年1回程度開催する。
  • 公開研究会・講演会を年に年4回程度開催する。
  • 部会内にプロジェクトを設け活動する。
  • 今後の活動計画を策定する。
  • 部会ホームページを作成し,管理する。

(ソフトウェアライセンス部会)(定款第4条第3号,7号) 主査:丹羽(長崎大学)

  • 年次大会で企画セッションを実施する。
  • 会員大学等へのアンケート調査(実態調査)と集計結果を基にした今後の事業計画を検討する。
  • 既に包括契約を進めているトレンドマイクロ社に関する事例や内容に関する情報を提供する。
  • 包括契約等の大学(利用者)および提供者ともにメリットがあるようなソフトウェアのライセンス形態の調査を行い、可能であれば検討・提案する。

(認証連携部会)(定款第4条第6号,7号) 主査:松平(金沢大学)

  • 年次大会企画セッションを開催する。
  • 認証連携の在り方に関する議論を継続する。
  • 認証連携部会を開催する。
  • 認証連携部会企画セッションを開催する。
  • 2019年度主査、副査および運営委員を選定する。
  • meatwikiによる部会情報共有ページの管理をする。
  • Slackによる部会メンバのディスカッションをする。

(クラウド部会)(定款第4条第3号,5号,7号) 主査:西村(広島大学)

  • 大学向けクラウドソリューションカタログの編集、Web公開をする。
  • CloudWeek2018@北海道大学での企画セッションを開催する。
  • AXIES 2018年度年次大会で企画セッションを開催する。
  • クラウドサービス利用シンポジウム2019(@広島大学)を共催する。
  • 上記を通したクラウド調達、導入における課題を整理、解決策を共有する。

(ICT利活用調査部会)(定款第4条第1号,6号) 主査:重田(北海道大学)

  • 高等教育機関におけるICTの利活用に関する調査結果を公開する。
  • AXIES年次大会における実施した調査の最終報告をする。
  • 来年度に実施する調査ならびに事業計画を検討する。

(教育技術開発部会)(定款第4条第1号,6号) 主査:常盤(法政大学)

  • 研究会及びカンファレンスを開催する。
  • 年次大会において企画セッションを実施する。
  • 部会運営委員会を開催する。

(高品質・セキュリティICT部会)(定款第4条第1号,6号) 主査:長谷川(大阪大学)

  • 会員相互間の情報交換のための運営委員会および拡大運営委員会を開催する。
  • 年次大会において、部会セッションを開催する。
  • 上記の活動を通じて、部会会員を拡大する、特に賛助会員(企業)の参加に注力する。

(研究データマネジメント部会)(定款第4条第1号,6号) 主査:青木(京都大学)

オープンサイエンス、研究データ管理に関する情報収集、と発信に努める。年次大会での部会セッションの開催に加え、URA, 図書館関係者等が主催する会合において、研究データマネジメント関連の講演会企画等を共同提案する。情報基盤部門が主となるAXIESの活動周知と、他間接部門のとの連携強化を図る。