協議会について

2017年度(平成29年度)事業計画

2017年度通常総会に報告された2017年度(平成29年度)の事業計画です。

○ 総会(定款第27条~34条)

2017年5月18日に 東京ビッグサイトで開催する。

○ 2017年度年次大会の実施(定款第4条第1,2,3,4,6号)

  • 第7回に当たる2017年度年次大会を次のとおり開催する。
    会期:2017年12月13日(水)〜15日(金)
    会場:広島国際会議場(広島市)
  • 基調講演、一般・ポスター発表、出展者セミナー、企業展示等を実施する。
  • 参加者数見込み:約1000名。
  • 2017年度大会実行委員会は、広島大学で構成する。実行委員長は、当協議会理事会の理事である広島大学副学長の相原玲二教授にお願いする。

○ Webおよび会誌による情報発信および新規会員勧誘の推進 (編集・広報委員会)
(定款第4条第1、2、4、6、7号)

  • 本協議会の事業活動を報告、また新規会員勧誘を推進するため、Webサイトの運用、セミナーなどを行う。
  • Webサイトでは、本協議会の趣旨や年次大会、部会、その他の活動状況を公開し、広報活動を行う。その際、効果的な情報発信の方策を検討し、実施に必要な枠組みを構築する。
  • ICTそのものまたはICT利活用に関する話題(情報戦略立案、組織改革、セキュリティ、認証基盤、クラウド、オープンソース等)に関するセミナーを実施する。

○ 他組織との連携(定款第4条第6号)

  • 2017年度は、EDUCAUSEとの交流会を継続するほか、他の海外関連団体との連携に向けた意見交換を実施する。
  • 国内の関連団体との連携を検討し、可能な場合は意見交換を行う。
  • 本協議会と同様の活動を行う他の団体等(民間企業等を含む。)との連携を検討する。

○ 部会の活動(定款第4条各号)

  • 各部会における活動内容の活性化を図る。
  • 総会開催時に東京ビックサイトで開催される「教育ITソリューションEXPO」や年次大会におけるAXIESのブースに、部会活動の成果物を展示する。
  • 各部会の具体的な活動計画は、別紙のとおり。

○ その他(定款第4条各号)

  1. 情報化に関する調査をふまえ、情報化、情報教育、大学間連携、国際連携、高度情報通信技術人材育成等の推進に関し、意見交換を行う(CIO部会)。2017年度は、各部会の作業に基づき、緊急性の高いものについて提言、意見表明を行う(各部会)。また、緊急度の高いコンテンツについて、その制作体制を構築する。
  2. 2013年度に実施したアカデミック・クラウドに関する委託調査や2014年度に実施したMOOC等に関する委託調査事業のように、 ICTを活用した国内大学の機能活性化のための各種補助金等の受託に向けて活動する。
  3. 日本の大学に適用できるITベンチマーキングの構築に向けてAXIES全体として取り組む。
  4. 経営・企画スタッフ、教員や技術・事務職員の人材育成・能力開発を行うため、理事会や年次大会開催時に合わせ、勉強会・チュートリアルを開催する。Webを用いた広報ではファカルティデベロプメント・スタッフデベロプメントに役立つ記事を企画する。
  5. 各部会では、それぞれが所轄する内容において、人材育成・能力開発の具体的ニーズを明確にし、理事会に企画の提案を行うとともに、大学間連携による合同研修の可能性を探る。

○ 将来構想検討ワーキンググループの答申の具体化作業

  • 5月の総会開催時、12月の年次大会開催時に会議を開催する。
  • 12月の年次大会開催時には、検討の結果を取りまとめ、理事会に答申する。
  • WGのメーリングリストを作成し、Webによる意見交換を行う。
(別紙)

2017年度の部会の活動

(CIO部会)(定款第4条第1号、第3号)

  • 年に2回(通常総会時、年次大会時)開催し、大学経営におけるICT活用についての検討を進める。
  • CIO部会会議の際に、国内著名人、EDUCAUSE関係者によるCIO向け講演会を実施する。
  • 年次大会時に開催されるCIO部会会議の際に、会員大学での先端的な取り組み事例を紹介する。
  • 賛助会員の協力も得ながら、CIO向けのセミナーを企画・実施する。

主査:北野(京都大学)

(ITベンチマーキング部会)(定款第4条第1号、第6号)

  • 部会員の募集とともに、副査および運営委員の選定および委嘱・既存調査事業の回答データをAXIES加盟大学から収集し、ITベンチマーキング部会で集計分析して、AXIES加盟大学間で共有できる枠組みについて実施を図る。・年次大会における企画セッションの実施により、前項についての状況報告と議論をする。ITベンチマーキングの意義とその評価項目等についても議論する。・ITベンチマーキングに係わる講演会の実施により、ITベンチマーキングの意義について啓蒙するとともに、第2項の実施結果について報告する。

主査:岡田(九州大学)

(情報教育部会)(定款第4条第2号、第3号)

  • 2016年度に引き続き情報処理学会一般情報教育委員会と合同で AXIES 年次大会に接続する日程でシンポジウム「これからの大学の情報教育(第2回)(仮称)」を開催する.
  • 2016年度に改訂した情報倫理デジタルビデオ小品集6について留学生用のコンテンツの検討、利用状況の調査などのフォローアップを行う.さらに小品集7開発のための準備を行う.
  • 各大学等で作成されている情報教育用の公開可能な教材について公募し、広く会員等で共有するとともに優秀なものを表彰する.
  • 部会運営委員会、情報倫理ビデオTFなどを開催する。

主査:喜多(京都大学)

(オープンソース技術部会)(定款第4条第7号)

  • サブグループを含む運営体制を見直し、委員を委嘱する。
  • OSS学習管理システムに関する講習会・講演会等を企画し、開催する。
  • 年次大会で部会のセッションを企画し開催する。

主査:柴山(東京大学)

(学術・教育コンテンツ共有流通部会)(定款第4条第1、2、3号)

  • 部会定例会議を年1回程度開催する。
  • 公開研究会・講演会を年に年4回程度開催する。・部会内にプロジェクトを設け活動する。
  • 今後の活動計画を策定する。
  • 部会ホームページを作成し、管理する。

主査:山田(放送大学)

(ソフトウェアライセンス部会)(定款第4条第3号、7号)

  • 新しい主査の選定、部会の体制の再構築をする。
  • 年次大会で企画セッションを実施する。
  • ウイルス対策ソフトウェア、特にSymantec製品について、現状では価格の問題で契約が進んでいないので、再調整して、大学にメリットがある包括契約にし、会員が安価にウイルス対策ソフトを利用できるようにする。
  • 包括契約にすると大学にメリットがあるようなソフトウェアやライセンスの調査を行い、可能なら話をまとめる。

主査:藤村(九州大学)

(認証連携部会)(定款第4条第6号、7号)

  • 年次大会企画セッションを開催する。・認証連携の在り方に関する議論の継続をする。
  • 2018年度主査、副査および運営委員の選定をする。
  • meatwikiによる部会情報共有ページの管理を行う。
  • 協賛企業との連携によるJapan Identity Cloud Conference2017(仮称)を開催する。
  • 学認との連携による学認CAMP 2017を開催する。

主査:松平(金沢大学)

(クラウド部会)(定款第4条第3号、5号、7号)

  • 大学向けクラウドソリューションカタログの編集、配布、Web公開を行う。
  • CloudWeek2016@北海道大学での企画セッションを実施する。
  • 年次大会における企画セッションを実施する。
  • クラウド調達・導入における課題の整理・解決策を共有する。

主査:棟朝(北海道大学)※ 本総会後に交代予定

(ICT利活用調査部会)(定款第4条第1号、6号)

  • 高等教育機関におけるBYODを活用した教育改善に関する調査結果を公開する。
  • AXIES年次大会における実施した調査の最終報告を行う。
  • 高等教育機関におけるICTの利活用に関する調査を実施する。
  • 調査結果をもとにした来年度に実施する調査ならびに事業計画を検討する。

主査:重田(北海道大学)

(教育技術開発部会)(定款第4条第1号、6号)

  • 研究会を開催する。
  • 年次大会において企画セッションを実施する。
  • 部会運営委員会を開催する。

主査:常盤(法政大学)

(高品質・セキュリティICT部会)(定款第4条第1号、6号)

  • 運営委員を充実させる。
  • 部会の方向性について議論する。・会員間の情報共有を図る。
  • 部会合宿の開催により、情報交換を行う。
  • 合宿での講演内容などを冊子で会員などに配布し、情報を共有する。

主査:村瀬(名古屋大学)