協議会について

2015年度(平成27年度)事業計画

2015年度通常総会に報告された2015年度(平成27年度)の事業計画です。

○ 総会(定款第27条~34条)

2015年5月21日に 東京ビッグサイト会議室で開催する。

○ 2015年度年次大会の実施(定款第4条第1,2,3,4,6号)

  • 第5回に当たる2015年度年次大会を会期:2015年12月2日(水)〜4日(金),会場:愛知県産業労働センター ウインクあいち(名古屋市)にて開催する。
  • 基調講演、一般・ポスター発表、出展者セミナー、企業展示等を実施する。
  • 参加者数見込み:約1000名。
  • 2015年度大会実行委員会は、名古屋大学を中心に構成する。実行委員長は名古屋大学の山本修一郎教授にお願いする。

○ Webおよび会誌による情報発信および新規会員勧誘の推進 (編集・広報委員会) (定款第4条第1,2,4,6,7号)

  • 本協議会の事業活動を報告、また新規会員勧誘を推進するため、Webサイトの運用、セミナーなどを行う。
  • Webサイトでは、本協議会の趣旨や年次大会,部会,その他の活動状況を公開し、広報活動を行う。その際、効果的な情報発信の方策を検討し、実施に必要な枠組みを構築する。
  • ICTそのもの又はICT利活用に関する話題(情報戦略立案、組織改革、セキュリティ、認証基盤、クラウド、オープンソース等)に関するセミナーを実施する。

○ 他組織との連携(定款第4条第6号)

  • 2015年度は、EDUCAUSEとの交流会を実施するほか、他の海外関連団体との連携に向けた意見交換を実施する。
  • 国内の関連団体との連携を検討し,可能な場合は意見交換を行う。
  • 本協議会と同様の活動を行う他の団体等(民間企業等を含む。)との連携を検討する。

○ 部会の活動(定款第4条各号)

  • 各部会における活動内容の活性化を図る。
  • 各部会の具体的な活動計画は,別紙のとおり。

○ その他(定款第4条各号)

  1. 情報化に関する調査をふまえ,情報化,情報教育,大学間連携,国際連携,高度情報通信技術人材育成等の推進に関し,必要な提言をまとめる(CIO部会)。2015年度は、各部会の作業に基づき、緊急性の高いものについて提言、意見表明を行う(各部会)。また、緊急度の高いコンテンツについて、その制作体制を構築する。
  2. 2013年度に実施したアカデミック・クラウドに関する委託調査や2014年度に実施したMOOC等に関する委託調査事業のように, ICTを活用した国内大学の機能活性化のための各種補助金等の受託に向けて活動する。
  3. アカデミック・クラウドに関する調査やICTを活用した教育に関する調査のような,全国の大学を対象としたICT活用の実態を把握する調査を継続的に行うことを検討する。
  4. 日本の大学に適用できるITベンチマーキングの構築に向けてAXIES全体として取り組む。
  5. 経営・企画スタッフ、教員や技術・事務職員の人材育成・能力開発を行うため、理事会や年次大会開催時に合わせ、勉強会・チュートリアルを開催する。Webを用いた広報ではファカルティデベロプメント・スタッフデベロプメントに役立つ記事を企画する。
  6. 各部会では、それぞれが所轄する内容において、人材育成・能力開発の具体的ニーズを明確にし、理事会に企画の提案を行うとともに、大学間連携による合同研修の可能性を探る。
(別紙)

2015年度の部会の活動

(CIO部会)(定款第4条第1号,第3号)

  • 年次大会で特別講演会やCIOの企画セッションを設け,意見交換を行う。
  • 通常総会及び年次大会の時期にCIO部会を開催し,意見交換を行う。
  • CIO部会会議に合わせ,CIOの役割等に関する講演会等を行う。
  • 会員による共同開発の事例として,会員が利用できる安否確認システムを開発し,運用を検討する。
  • 賛助会員の協力も得ながら,CIO向けのセミナーを企画する。
  • クラウド部会に依頼して,安否確認システムの改善,導入を図る。

主査:安浦(九州大学)

(ITベンチマーキング部会)(定款第4条第1号,第6号)

  • 部会員を募集するとともに,副査及び運営委員を選定し委嘱する。
  • 既存調査事業の回答データをAXIES 加盟大学から収集して集計分析し、AXIES 加盟大学間で共有できる枠組みについて検討・実施を図る。
  • 年次大会において企画セッションを実施し、前号の状況を報告するとともに,IT ベンチマーキングの意義とその評価項目等について議論する。
  • IT ベンチマーキングに係わる講演会を実施し,IT ベンチマーキングの意義について理解を深めるとともに、AXIES加盟大学で共有できる枠組み等の実施結果について報告する。

主査:岡田(九州大学)

(情報教育部会)(定款第4条第2号,第3号)

  • 部会運営委員会を開催し,部会の効率的な運営を図る。
  • 年次大会でセッションを企画し,実行する。
  • 情報倫理ビデオタスクフォース(TF)の再編成を行う。
  • 情報倫理デジタルビデオ小品集のフォローアップを行う。
  • 情報倫理デジタルビデオ旧バージョンのクリエイティブコモンズライセンス化について検討し,理事会に提案する。
  • 情報処理学会一般情報教育委員会等と連携した情報教育に関する活動を検討する。

主査:喜多(京都大学)

(オープンソース技術部会)(定款第4条第7号)

  • サブグループを含む運営体制を見直し,委員を委嘱する。
  • 講習会・講演会等を企画し,開催する。
  • 年次大会で部会のセッションを企画し開催する。

主査:柴山(東京大学)

(学術・教育コンテンツ共有流通部会)(定款第4条第1,2,3号)

  • 部会定例会議を年2 回程度開催する。
  • 公開研究会・講演会を年に年4 回程度開催する。
  • 部会内にプロジェクトを設け活動する。
  • 今後の活動計画を策定する。
  • 部会ホームページを作成し,管理する。

主査:山田(放送大学)

(ソフトウェアライセンス部会)(定款第4条第3号,7号)

  • マイクロソフトのOVS-ES またはEES 契約について、契約会員校が40校を超えるように広報活動 を行う。
  • ウイルス対策ソフトウェア、特にSymantec 製品について包括契約の可能性を探って行く。
  • 大学におけるソフトウェアの契約状況についてのアンケート調査を行い、今後の方向性を検討する際の参考にする。

主査:藤村(九州大学)

(認証連携部会)(定款第4条第6号,7号)

  • NII が中心となって推進している「学認」と協力しながら、認証連携に関する普及活動を行い、認証連携のありかたについて議論を進めていく。
  • 学認あるいはNII のイベントとのジョイント企画を進めながら、特にクラウド時代における安全・便利な認証連携の実例等について積極的に情報交換を進める。

主査:山地(NII)

(クラウド部会)(定款第4条第3号,5号,7号)

  • 大学向けクラウドソリューションカタログを編集,印刷する。また,カタログを配布し,Webにも 公開する。
  • CloudWeek2015@北海道大学で部会の企画セッションを実施する。
  • 年次大会において部会の企画セッションを実施する。
  • 安否確認システムの共同開発・共同運用を推進する。

主査:棟朝(北海道大学)

(ICT利活用調査部会)(定款第4条第1号,6号)

  • 高等教育機関等におけるICT の利活用に関する調査を実施する。
  • AXIES 年次大会において,実施した調査の中間発表を行う。
  • 調査結果をもとに,2016 年度実施の調査ならびに事業計画を検討する。

主査:重田(北海道大学)