協議会について

2014年度(平成26年度)事業計画

2014年度通常総会に報告された2014年度(平成27年度)の事業計画です。

○ 総会(定款第27条~34条)

2014年5月22日に 東京ビッグサイト会議室で開催する。

○ 2014年度年次大会の実施(定款第4条第1,2,3,4,6号)

  • 第4回に当たる2014年度年次大会を会期:2014年12月10日(水)〜12日(金),会場:仙台市情報・産業プラザ,TKPガーデンシティ仙台(仙台市)にて開催する。
  • 基調講演、一般・ポスター発表、出展者セミナー、企業展示等を実施する。
  • 参加者数見込み:約1000名。
  • 2014年度大会実行委員会は、東北大学を中心に構成する。実行委員長は東北大学情報シナジー機構の鈴木陽一機構長にお願いする。

○ Webおよび会誌による情報発信および新規会員勧誘の推進 (編集・広報委員会) (定款第4条第1,2,4,6,7号)

  • 本協議会の事業活動を報告、また新規会員勧誘を推進するため、会誌の発行(編集委員会)およびWebサイトの運用、セミナーなどを行う。
  • Webサイトでは、本協議会の趣旨、会誌よりピックアップした記事等を公開し、広報活動を行う。その際、効果的な情報発信の方策を検討し、実施に必要な枠組みを構築する。
  • 会誌の発行は年1回を目途にし,会員各組織に配布する。会誌の内容は、広報委員会が企画したテーマに沿って会員各組織を中心に執筆依頼した記事、会員各組織が発行している機関紙等から選出した記事、EDUCAUSE ReviewおよびEDUCAUSE EQの記事をテーマに合わせて選択・翻訳した記事などから構成する。
  • ICTそのものまたはICT利活用に関する話題(情報戦略立案、組織改革、セキュリティ、認証基盤、クラウド、オープンソース等)に関するセミナーを実施する。2014年度は、会員勧誘を前提とした本協議会の趣旨が伝わる内容のWebセミナーを企画・制作し、一般公開する。

○ 他組織との連携(定款第4条第6号)

  • 2014年度は、DUCAUSEとの交流会を実施するほか、他の海外関連団体との携に向けた意見交換を実施する。
  • 私立大学情報教育協会などの国内の関連団体との連携を検討し,可能な場合は意見交換を行う。

○ 部会の活動(定款第4条各号)

  • 各部会の具体的な活動計画は,別紙のとおり。

○ その他(定款第4条各号)

  1. 将来的には、情報化に関する調査をふまえ,情報化,情報教育,大学間連携,国際連携,高度情報通信技術人材育成等の推進に関し,必要な提言をまとめる(CIO部会)。2014年度は、各部会の作業に基づき、緊急性の高いものについて提言、意見表明を行う(各部会)。また、緊急度の高いコンテンツについて、その制作体制を構築する。
  2. 2013年度に実施したアカデミック・クラウドに関する委託調査のように, ICTを活用した国内大学の機能活性化のための各種補助金等の受託に向けて活動する。
  3. 経営・企画スタッフ、教員や技術・事務職員の人材育成・能力開発を行うため、理事会や年次大会開催時に合わせ、勉強会・チュートリアルを開催する。会誌やWebを用いた広報ではファカルティデベロプメント・スタッフデベロプメントに役立つ記事を企画する。
  4. 各部会では、それぞれが所轄する内容において、人材育成・能力開発の具体的ニーズを明確にし、理事会に企画の提案を行うとともに、大学間連携による合同研修の可能性を探る。

○ 将来構想検討ワーキンググループの答申の具体化作業

理事会の下に将来構想検討WGの答申の具体化を検討するためにタスクフォースを立ち上げ、答申に明記されたAXIESの改正案の具体化を検討するとともに、可能なものから、適宜、具体化する。

(別紙)

2014年度の部会の活動

(CIO部会)(定款第4条第1号,第3号)

  • 年次大会で特別講演会やCIOの企画セッションを設け,意見交換を行う。
  • 通常総会及び年次大会の時期にCIO部会を開催し,意見交換を行う。
  • CIO部会会議に合わせ,CIOの役割等に関する講演会等を行う。
  • 会員による共同開発の事例として,会員が利用できる安否確認システムを開発し,運用を検討する。
  • 賛助会員の協力も得ながら,CIO向けのセミナーを企画する。
  • クラウド部会に依頼して,安否確認システムの改善,導入を図る。

主査:安浦(九州大学)

(ITベンチマーキング部会)(定款第4条第1号,第6号)

  • EDUCAUSEのコアデータサービスの調査票の翻訳、および日本の制度に合わせて調査項目の見直しを行う。

主査:

(情報教育部会)(定款第4条第2号,第3号)

  • 情報倫理ビデオについて継続的な見直しを行い,改定版(第5版)を作成し公表する。
  • 大学での情報教育の実情把握について,情報処理学会の調査の分析と結果の活用を進める。
  • 大学での情報教育について,関係学会等(情報処理学会,学術会議など)と連携する。
  • 情報教育に関する高大接続の観点から,全国高等学校情報教育研究会との連携を図る。
  • 上記目的を達成するために部会運営委員会を年2回程度開催する。
  • 年次大会で企画セッションを提案する。

主査:喜多(京都大学)

(オープンソース技術部会)(定款第4条第7号)

  • 高等教育機関向けのオープンソースソフトウエアである学習管理システムやePortfolioシステムを中心に,諸外国の状況の調査,日本国内向けの普及活動,講習会などを行う。
  • 2013年度におこなったアカデミック・クラウド事業での調査によってわかった学習管理システム等の全国的な利用状況も踏まえ,具体的な活動を開始する。
  • サブグループを含む運営体制を見直し,委員を委嘱する。
  • 講習会(オンライン形式も視野に)やワークショップを開催する。
  • 年次大会で企画セッションを実施する。
  • 関連団体との共催イベントを開催する。

主査:柴山(東京大学)

(学術・教育コンテンツ共有流通部会)(定款第4条第1,2,3号)

  • 関連学協会との共催により部会研究会・講演会を開催する。年4回程度を予定。
  • 部会内のタスクフォースのための予算を確保した上で,責任者とメンバーを明確にし,研究会の開催などの部会活動を促進させる。
  • OCWやOERなどオープン教育や電子出版、電子コンテンツ流通の分野では、関係する団体も多く、本部会で担当するテーマを精査する。
  • 部会定例会議を開催する。(年2回程度)
  • 部会ホームページを作成し,管理する。

主査:山田(放送大学)

(ソフトウェアライセンス部会)(定款第4条第3号,7号)

  • マイクロソフトとの包括ライセンスプログラム(OVS-ES 又は EES)の契約校が20校を超えるように広報活動を行う。
  • ウイルス対策ソフトウェア、特にSymantec 製品について包括契約の可能性を探って行く。
  • 大学におけるソフトウェアの契約状況についてのアンケート調査を行い、今後の方向性を検討する際の参考にする。

主査:藤村(九州大学)

(認証連携部会)(定款第4条第6号,7号)

  • 大学のICT環境を向上させる上で認証連携も重要な要素の一つであることから、NIIが中心となって推進している「学認」と協力しながら、認証連携に関する普及啓蒙活動を行い、認証連携のありかたについて議論を進めていく。
  • 本年度は、学認あるいはNIIとしてのイベントとのジョイント企画を進めながら、特にクラウド利用における認証連携の実例等について積極的に情報交換を進める。

主査:山地(NII)

(クラウド部会)(定款第4条第3号,5号,7号)

  • アカデミッククラウドに関する構築するとともに,利用事例を収集し,Webで公開する。
  • CloudWeek2014@北海道大学で企画セッションを実施する。
  • 年次大会において企画セッションを実施する。
  • CIO部会の依頼をうけ,安否確認システムの開発,導入を進める。

主査:棟朝(北海道大学)