協議会について
2022年度(令和4年度)事業報告
2022年度(令和4年度)の事業報告が通常総会で決議されました。
1 総会の開催
- 2022年5月12日に、TV会議システム Zoom において、第12回通常総会を開催した。
- 主な議題等は、次のとおり。
- 役員の選任について
- 2021年度事業報告について
- 2021年度収支決算について
- 2022年度事業計画について
- 2022年度予算計画について
- 2022年度年次大会について
- 教育ITソリューションEXPOについて
2 年次大会の実施
- 名 称 大学ICT推進協議会2022年度 年次大会
- 期 日 2022年12月13日(火)~15日(木)
- 場 所 仙台国際センター及びTV会議システムWebexでのハイブリッド方式
- 結果の概要
- 参加総数:1180名(展示関係者を除く)
区 分 正会員 賛助会員 非会員 招待者・講師 展示関係者 早期登録 309 42 73 – – 一般登録 109 87 72 – – 当日受付 31 39 45 373 309 計 1180 309 横スクロールで閲覧できます。
- 発表件数
基調講演 企画セッション 出展者セミナー ランチョンセミナー 口頭発表 ポスター発表 計 件数 2件 20件 23件 12件 73件 14件 144件 横スクロールで閲覧できます。
- 出展者数:85(79社、5大学、1研究所)
- 参加総数:1180名(展示関係者を除く)
3 WEB及び会誌による情報発信及び新規会員勧誘の推進
- WEB及び会誌による情報発信
- 協議会のホームページでAXIES全体、部会での活動等の情報を発信している。
- 2014年末から、賛助会員等のイベント等について、AXIESのホームページにニュース及びイベントとして掲載している。
- 新規会員勧誘
- 2022年度当初は、正会員146機関、賛助会員86社であった。
- 2023年4月1日現在で、正会員163機関、賛助会員93社となっている。
- 広報委員会等の設置
- 国立大学法人情報系センター協議会にて25年にわたり刊行されていた論文誌「学術情報処理研究」について、管理運営機関をAXIESに変更し、論文誌編集委員会を中心として運営体制を整備した。
- 2022年12月にAXIES論文誌「学術情報処理研究」第26巻を刊行し、J-STAGE に登載した。
- 第3回広報委員会を開催し、機関誌・ホームページ・論文誌に関して議論を交わした。
4 他組織との連携
1)国際連携
- 〇国際連携室の企画で、EDUCAUSE との間に次のような連携を行った。
【 EDUCAUSE 年次カンファレンスに係る意見交換会の開催 】
日 時:2022年11 月8 日(火) 10:00~11:00
場 所:Zoom を使用
参加者:12名
内 容:EDUCAUSE 2022 年次カンファレンスの状況について情報交換を行うとともに、日本からの参加の意義や参加までの障壁等について、O’Brien CEO と議論を深めた。【 EDUCAUSE カンファレンス派遣事業の実施 】
2022年度に新たな事業として、「EDUCAUSE カンファレンス派遣事業」を実施した。この事業は、ポストコロナ時代を見据えた国際的センスのある後継者を育成しつつ、EDUCAUSE カンファレンスを通じた知見の共有や大学 ICT 活用推進機関との連携を強めることにより、AXIES の人的ネットワークのグローバル化を推進することを目的としたものである。応募者のうち1名を採択し、2022年10月に米国デンバーにおいて開催されたEDUCAUSEカンファレンスへの派遣を行った。
【 AXIES年次大会における招聘講師のアレンジ 】
AXIES創設以降、1回をのぞき、AXIES年次大会の基調講演者はEDUCAUSEから招聘してきた。創設時の申し合わせにより、渡航費等滞在にかかるすべての費用(実費)はAXIESが、講演者謝金等はEDUCAUSEが負担することになっている。例年、前年度のEDUCAUSE年次大会あるいはAXIES年次大会において、AXIES年次大会開催校の代表をまじえて、EDUCAUSE側と意見交換を行い、人選をすすめることになっている。2022年度はEDUCAUSE会長John O’Brien博士に来日いただき、基調講演「Leading What’s Next」が行われた。
2)国内連携
① 後援名義・協賛名義 使用許可、ブース出展等
・教育総合展EDIX(RX Japan株式会社)後援
・関西教育ICT展(一般社団法人日本教育情報化振興会)協賛
②後援名義・協賛名義 使用許可等
・IMS Japan Conference2022(一般社団法人日本IMS協会)後援
・New Education Expo2022(New Education Expo実行委員会)後援
・EDUtech Japan(EDUtech Global)後援
・オンラインラーニングフォーラム2022(産業経済新聞社)協賛
5 本協議会所属研究者を委嘱(2014年度秋に最初の委嘱を行い、以降も同様に委嘱している)
政府機関等が補助金等により調査研究等を公募する場合、大学ICT推進協議会として応募することができるように、部会ごとに本協議会を兼務する研究者を委嘱した。
・2022年度の委嘱研究者数: 13部会 21名
6 部会等での特徴的な活動
- 2022年度通常総会に合わせ、「大学での研究データ管理の意義と情報基盤の役割について」と題して、CIO向け講演会を開催した。
日 時:2021年5月12日(木)11:15~12:00
場 所:TFTビル(東京ファッションタウンビル)
講 師:青木 学聡(名古屋大学 情報戦略室 教授)
- RX Japan株式会社から、教育総合展(EDIX東京)において特別講演を要請され、「研究データと研究DX ~大学の組織的支援の在り方~」と題して、パネルディスカッションを実施した。
日 時:2022年5月11日(水)15:15~16:15
場 所:東京ビッグサイト 西展示棟
講 師:青木 学聡(名古屋大学 情報戦略室 教授)
一村 信吾(早稲田大学 研究戦略センター 副所長・教授)
元木 正和(東北大学 データシナジー創生機構 助教)
松原 茂樹(名古屋大学 情報戦略室 教授)
- 一般社団法人日本教育情報化振興会から、「関西教育ICT展」において講演を要請され、「教育・研究支援システムのデジタルエコシステム化 ~LTI連携を中心に~」と題して、講演会を実施した。
日 時:2022年8月4日(木)15:00~16:30
場 所:インテックス大阪
講 師:深澤 良彰(AXIES理事 CIO部会担当)
常盤 祐司 (Fun@Learn 代表) -
例年どおり「大学向けクラウドソリューションカタログ」の編集・配布を行った。
・10社46サービス、「大学向けクラウドソリューション比較表」のほか10件の導入事例、3件のクラウドプロバイダ紹介を掲載
・AXIESホームページからのダウンロードが可能 -
SARTRAS共通目的事業の助成を受け、著作権教育教材を制作した。授業目的公衆送信補償金制度(SARTRAS)共通目的事業の2022年度第1次助成事業の助成を受け、著作権教育教材として、先生向け冊子「すごくわかる著作権と授業」の冊子(PDF,WEB)、および、学生向け学習教材(動画)「基礎から学ぶ著作権」シリーズを制作し、2022年度年次大会から順次リリースを開始した。
- Slack社との間において、1年の期間で利用契約(Enterprise Plan)を締結した。
- 2022年度年次大会に合わせ「賛助会員とAXIES会長・理事との意見交換会」を開催した。
- 年次大会での各種セッションの企画、実施(各部会)を行った。