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研究データマネジメント部会

研究データマネジメント部会の設置について

2017年度より、新たに「研究データマネジメント部会」を立ち上げることとなりました。

研究データマネジメントとは、研究の立案から終了までを通して、どのようなデータを利用、取得、生成するか、これらのデータをどのように保存、共有するかを明確にし、これを実施する事です。特に近年、オープンサイエンスの興隆や研究公正のより一層の厳正化等、多面的な視点より大学・高等研究教育機関での研究データの適切な保存、公開に関する議論が高まってきています。

研究活動の成果として生成されるデータを、紛失、改変から守り安全に保管し、そして他者と共有することで新たな知見を生み出すことは、元来、研究者の自発的な意思の下、実施されるものです。

しかしながら、オープサイエンスの考えに基づくデータの利活用、並びに研究公正のためのデータ管理の義務化が進むと、バックアップの信頼性をはじめとして、データ管理に対する客観的評価が求められるようになります。更に、組織的な取り組みとしてのデータの公開、保管基盤の整備、利活用を進めるための制度の整備が必要となってきます。

研究データマネジメントには、現場の研究者の他、大学執行部、資金配分機関、学術ドメイン外部の研究者や一般市民等、多種多様なステークホルダが存在します。彼らの要求を満たしつつ、組織的なデータ管理環境の整備を進める事は極めて困難です。

本部会が、AXIESのネットワークを活用し、研究データの管理・利活用に関するポリシー制定、システム構築・運用のリファレンスとなる事例を国内外の大学・研究機関から広く収集し、共通的課題として解決する場となれば幸いです。

主査 青木学聡(京都大学 情報環境機構)